ひょんなご縁から、半世紀前の真空管無線機トリオ(現在のJVCケンウッド)のTS820Dを頂きました。
もらった当初は真空管機だ!と喜んだモノのアンテナないので、押し入れにしまい込んではや5年、だしてみたものの、電源を入れら周波数が表示されず、電波入ってこず。これは失敗?と実家に投げつけてみたりあれこれネットを彷徨うことひと月。

ケンウッドのホームページで取扱説明書を発見、ダウンロードして読みながら手を出してみると、なんと周波数カウンターはこのグレードではオプションだった。
また、オプションのVFOを使わない場合、背面の外部出力端子の一部を短絡させておく必要があり、このプラグが無いため受信が機能しないことが判明!ひとまずパンやさんでもらうパンの袋止めをひん剥いてなんとか受信できました。
真空管をヒーターで温めて、電流と電圧を調整しながら、出力をあげていくこの所作は、何ともいえないワクワク感満載。
でも、出力5Wしか出ない。おかしーな、Dは100w機の筈、悩んでいると真空管部分が熱を持ち始め、香ばしい香りが!!そーいやDには初期設定の外部空冷ファンがない!このままでは溶けちゃう!あわてて娘の手持ちファンを借用しながら、鳴き合わせして周波数調整!相変わらず生産性のない休日を過ごしてます

